おまけのページ
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ついに出来ました、これが柑子庵の母屋の平面図です。いまいち見方がわからないと言う人もいると思いますが、まずは一度じっくり見てみましょう。 各部屋に呼称があります。 右側台形部分が土間、4つある部屋は右下が冬の間、右上が夏の間、左下が春の間、左上が秋の間です。それぞれ季節にちなんだ部分を取り入れて仕上げて行きたいと思います。 冬の間 中央やや右よりの赤い四角が囲炉裏の場所です。真中にないのはいわゆる自在掛け(お鍋をつるすやつね)を掛ける梁の位置を考えてのことです。 この部屋には一応テレビなんかが置けるようにアンテナ線を設置する予定。 床は板張りで囲炉裏を設置することからこの部屋を冬の間にすることにしました。春の間とを隔てる建具についても冬をイメージした襖紙にするとか、板張りの建具にするとか色々アイデアはあると思います。 かなり先のことになると思いますが、布の座布団を敷くのか藁で編んだ敷物を敷くのか、何てこともイメージしておいてそこから逆算して床板の色や仕上げを作っていっても良いかもしれません。 春の間 この部屋の奥の壁には衣装を凝らした仕上げをするつもりです。土壁プレートを個別に作ってそれを並べて埋め込むつもりで、そのプレートはみんなの自由な発想で仕上げていこうという予定です。 ここの建具は障子にしても良し襖にしても良し、春らしい華やかなものにしたいと思っています。床はベーシックな畳張りで自己主張しすぎず落ち着きのあるものにしようかと思っています。(ほかの部屋がみんな一癖ある床ばかりになると思うので・・・) この部屋から隣の秋の間の天井裏が見えるようになっているので、その天井裏に照明を入れてライトアップしてみてはどうかな?と思っています。 秋の間 唯一押入れのある部屋。この部屋でもっとも特徴的なのは天井に板を張るということ。それに加えて4畳半と言う間取りもあいまってこじんまりした部屋になる予定。 床には草木畳と言う特殊な畳を入れてオリジナリティを出す。秋なので紅葉をイメージした赤い部屋にしても良いと思うので、根来仕上げの天板のちゃぶ台なんかを置いても面白いのでは?と思っています。その場合は床に明るい色の畳を入れたほうが映えるかも。 この部屋からは廊下とその奥の坪庭が見えるようにするつもりなので、趣のある雰囲気作りが大切になるでしょう。 ここと春の間が寝室になる予定です。 夏の間 土間と廊下に接しているこの部屋は開放的な空間にする。家の強度を高めるために今現在壁のないところに新たに壁を入れ、その壁に窓を抜いてやり、外の空気を取り入れるようにする予定。 床にはサイザル麻のマットを敷き内壁は白ベースの仕上げにする。とにかく爽やかにすごす夏らしい部屋にしたい。木製の背もたれのあるベンチをおいて、床上15センチ程度の高さのテーブルを、籐の座椅子で囲みつつビールを飲む部屋のイメージ。もしくはスイカを食べる部屋。 ベージュ、白、こげ茶の3トーンで仕上げたい。 土間 キッチンと冷蔵庫と食器棚を置く、それ以外は未定。床は古い瓦を仕込んで「たたき」にする。キッチンはできるだけシンプルにしたい。冷蔵庫のサイズも必要最小限におさえる。 トイレ 大正・昭和、レトロな感じに仕上がればよいなと思います。 坪庭 余計なものは置かず、質実剛健であれば良し。 廊下 効果的な照明で足元をライトアップしたい。 |
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