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香川編 その1

2002/08/17,18 お盆休みの最後の土日を利用してまぶりっと君の住む香川県に遊びに行きました

 17日の夜まぶりっと君とともに香川入りした筒井、中倉、上野の3名はまぶりっと君の勤め先の先輩(といっても2ヶ月だけ先輩)のサイトーさんとともに地元の名店「一鶴」にて宴会を行いまして、親睦を深めます。

 で、次の日朝からうどんを食べに行きます。
 まぶりっと君とサイトーさんのお勧めのお店に連れて行ってもらいました。

 奥のほうで手乗り文鳥のように扱われているのがサイトーさんです。
 うどんを食べます。

 とにかく町のいたるところにうどん屋さんがあって、それぞれが独自のスタイルを持っているらしく、我々が連れて行ってもらったこのお店では、大根を自分でおろしてうどんにかけることが出来ます。

 なにせ本場の讃岐うどんなんで、とことん美味いです。しこしこ麺です。汁も無く醤油だけをかけて食べます。
 筒井の食べていたうどんがあまりに美味しかったので、中ちゃんにも食べさせてあげようとしたのですが、彼も自分の食べていたうどんの美味さにテンションがあがりすぎて三半規管がやられてしまい、上手く食べる事が出来ませんでした。
 サイトーさんは普段からうどんばかり食べているので、この日は大根だけをバリボリとむさぼってました。
 とにかく美味かったよ、コノヤロウ!!
 十分腹ごしらえの済んだ一行はサイトーさんの担当する香川県内の古民家再生現場を案内してもらうことに。
 これは先日行われたという講習会用の壁。その講習会では土壁の下地となる木舞の組み方や下地の塗り方などの説明がされたようです。
 で、実際柑子庵の壁を塗る時にはどうやって進めようか、とか、どんな壁にしたいとかいうことをあーだこーだと話したりしたわけです。
 一言に土壁と言ってもいろんな方法があって、用途や目的、地域の気候に合わせて技法も違ってくるらしいです。
 柑子庵は海際で台風がよくやってくる場所で、元々江戸時代に建てられたものという条件なのでそれに合わせて一番良い方法を選ぶという具合です。 
 これは天井の様子です。柑子庵同様に古材と新材との組み合わせで出来ています。
 表面が一見虫食いのように見える木でも、実際中まで虫が入り込んでいない場合はそのまま使用するという事です。
 写真では分かりにくいですが、一番太い梁の表面は虫食いだらけですが、表面部分を切り落とすと中は新材同様なのです。
 壁です。黒い色になっているのは絵の具を混ぜている訳ではなく、土自体が発酵して黒くなったモノを塗っているからだそうで、そのおかげで強く耐久性のある壁になるらしいです。
 柑子庵の土も黒く変色してたし、なかなか良い壁になるかも。

 壁から電線が出てます。
 ここは基礎の部分から組みなおして建てているので写真の手前の所に写っているように、歪み防止の木材が打ち付けられています。当然あとではずすのです。

 このあと一行は屋島にある「四国村」という民家の展示を目的とした公園に行きます。

 第2部へGO!!

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