07/04/15 夏の間の壁を仕上げていく | |
夏の間の壁を一部補修するために、既に仕上がっている箇所をカバーして保護してやる。 | |
ダンボールの薄いやつで囲ってるだけです。 | |
さて着工。 写真では分かりにくいですが、中央上部にかなり大きな亀裂が入っています。この亀裂がなくなるところまで壁をはがしてやろうというのが狙いなんですが、中々そうは上手くいきません。 |
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いざ剥がしていくと、亀裂の原因が土壁内のヌキによるものだと分かります。この段階にいたるまでに4層ほど剥がしています。 ここまでもってこないと結局上から土を塗るたびにヌキの部分で切れて壁に亀裂が入ってしまうということで、抜本的な対策を考えることにします。 |
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抜本的なという割りに結構安直に行き着いた結論が、「ここに擬似的な竹木舞を作ってやれば土は乗るだろう」というものでした。 そんなわけで、竹の断面がこちらを向くようにして木舞に直接うちつけて、その上から土を塗ることにします。 |
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1回目の塗り終わりがこんな感じ。このとき使った土は荒壁用で、小石がたくさん入っているので結構でこぼこしてます。 | |
いきなり次の週。 上から塗り重ねます。 |
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ここでは仕上げ用の目の細かい土を使って綺麗に仕上げていきます。 仕上がりが楽しみだな。 |
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さて別の壁。 ここも一部激しく剥がれていたので表面の土を取り除きます。 そしたらおかしなところにヌキが出現。これをどうやって隠すか、かなり難しい問題です。 自習に持ち越し。 |
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ちなみに壁の下部の鴨居のダミーのようなものはちゃんとしたサイズのものに入れ替えます。 | |
さて、次回D工名人の作業の邪魔にならないように、冬の間を片付けました。 | |
こんなにすっきり。 | |
そこにあったいろんなものはとりあえず土間に下ろしてあります。 さぁ、次回が楽しみだ。 |