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反対側の屋根はというと、かなり前からほったらかしになっていた袖の瓦を葺き、板金に備えます。 こちら側は無茶をせずに当初の予定通り板金で仕上げてやることにします。 |
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天窓の一文字の材料とは違ってこちらは「ガルバリウム合金」という、なんとも強そうでいかつい名前の材です。 もちろん現場では「ガンダリウム合金」としか呼ばれていませんでした。一部では「ガンバリズム合金」という呼び方もありましたが・・・ |
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まずは屋根に持って上がって収まり方を考えます。 寸法を取り、それにしたがって曲げていきます。 曲げるのは室内での作業になりますが、このガルバリウムかなり頑丈で、相当強い力を加えないと思ったように曲がってくれないのです。 「こいつに任せれば雨漏りの心配はないな」と実感させてくれるタフなヤツなのです。 |
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さて、寸法どおりに曲げたガルバリウムの板は野地板に打ち付けられていきます。 このときの水切りの取り回しの仕方が屋根の寿命に大きく影響してくるので慎重に行わなければいけないのですが、とにかく日差しがきつくて暑い上にガルバリウムを反射する光でかなりのダメージを受けます。 |
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なにわともあれここまでは打てたので、次回には棟の部分まで到達することでしょう。 これが棟に到達しないと熨斗瓦が葺けないのです。急げ!! |
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その熨斗瓦ですが半分に割って使用するので、あらかじめ少し割ってみようということになりました。 割っているのは筒井父。父が開発した「熨斗瓦割枠組」を使えば初めての人も1つ目からそこそこきれいに真っ二つに割ることが出来ます。 |
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とりあえずこんだけ割りました。 | |
で、よく考えたら熨斗瓦を葺くのに平瓦が一番上までふけていないと無理じゃないの?ということで急いで葺いていく事にしました。 さぁ、次は本当に屋根の完成だ!!(と行きたいなぁ・・・) |