02/11/24 野地板の打ちつけとルーフィング貼り
 午後から合流してくれたハヤシくんの協力を得て、猛スピードで野地板を打ちつけていきます。
 前回同様まずは基準の場所を決めて1枚打ち付け、そこからどんどんと板を並べては仮止めし、2列並べたらその両端をハヤシくんに円ノコでカットしてもらうというやり方でまずは屋根を野地板で覆ってしまいます。
 こうするとスピードも速く出来る上に、足場が広くなってみんなも安心して作業が出来るので良いのです。
 仮止めした板はどんどんと打ちつけていきます。板が反っていたりして浮いている所もありますが、釘を縦に5〜6センチ間隔で打ち付けていくのですべて平らになっていきます。
 どんどん出来上がっていく屋根は何度見返してみても嬉しくなってしまいます。
 めっきり日の落ちるのも早くなったこの頃ですが、夕闇迫るころ、ルーフィングの貼り付けも終わり今日の作業は終了。
 これで雨漏りの心配もなくなったはず!ということでこれ見よがしに穴だらけのブルーシートを張り付けて帰ることにしました。
 さぁ雨よ降ってこい!次回来るのがが楽しみだ。と話していたらこの時間になって雨が降り出してきました。さすがに天気に強い柑子庵、降って欲しいときに雨を降らせるこのパワー。なんかの役に立つんじゃないだろうか・・・
 で、こちらが残りの部分。天窓を取り付ける予定のこの部分はまだこの状態で残してあります。
 次回こちら側の桁を修繕し、破風板を取り付けてから天窓の穴の位置を考慮しつつ野地板を張ります。
 場合によってはその作業の前にこの部分まで瓦を葺いていくかもしれません。
 さて室内の様子ですが、相変わらず古材と新材のコントラストがたまらなく美しいです。前回はじめてこの状態になったのを見たときもかなり感動しましたが、今回のように一日でここまでやったという実感もなかなかのものでした。

 みんな成長したなぁ・・・としみじみ感じてしまうのです。
 TU君と筒井であーだこーだと言いながら、No.04の部屋側の天井には、状態のいい野地板をあてがっていろいろと模様の異なるものを並べてみました。

 「俺はこの感じが好きやなぁ」「俺はこっちの雰囲気も好きですねぇ」などとごちゃごちゃ言って並べたものを下から見上げてみたら、統一感の無いばらばらの模様に・・・それがなんだか良い感じに思えるこの気持ちは親バカチニズムなのでしょうか。

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