02/05/26　土！そしてハヤシくん！
	この日はついにやってきた瓦葺きのために大量の土が必要ということで、朝瓦を運び終えたら早速土つくりを開始します。とんでもない暑さの中、ただひたすら土の固まりを砕き、水を混ぜ合わせ捏ねます。 　５分もしたらツナギの中は汗だくで、体のいろんなところを汗のしずくが流れていくのを感じながら、ひたすらざくざくやります。
	昼ご飯を食べた後もひたすら捏ねます。屋根のサイズから想像するに大量に土が必要だろうということで、先々の分も捏ねます。 　ひたすら捏ねます。
	以前に古い瓦で囲ったプールの一部分を土手状にすることで土を取り出しやすくします。一番外側の土手の部分が最も良く練られて、ワラの混ざり具合のいい状態の土で、奥の方は後から追加した土です。手前の土を使うたびに奥の土を手前に出し、また新しく奥に補充していくわけです。
	ハヤシくんは別の所で屋根の軒先の歪みを修正します。持参の丸ノコでシャリシャリと小気味良く板を切り落としていきます。 　こういう作業をする時に現役の大工さんがいると、仕事がとても速く進むので大変助かるのです。
	時には手ノコを使ってシャリシャリと切り落としていくハヤシくん。この日おろしたての仕事用の作業着を柑子庵の作業で泥んこに汚しながら頑張ってくれました。

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